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Product Introduction

Product Introduction 世界最小*サイズの水晶振動子に塗布が可能なシリコーン系導電性接着剤 ThreeBond3304J

市場ニーズにいち早く応える汎用微小塗布対応導電性接着剤

私たちの生活にますます身近になっているスマートフォン、スマートウォッチなどのウェアラブル端末や自動車、医療機器などの電子デバイスに必ず入っているのが水晶振動子。電気を流すことで水晶から発生する振動を電気信号に変換し、電子機器のコントロールを正確に行うための重要な部品です。

近年、市場ニーズによる電子デバイスの小型化により、水晶振動子も同様に小型化が進んでいます。現在の水晶振動子における最小サイズは1.0mm✕0.8mm。今後は更に小型化されると予想されます。

スリーボンドでは、汎用性の高い導電性樹脂をこれまでも有していましたが、小型化に対応できる微小塗布が可能な導電性樹脂の開発を行ってきました。

*当社調べ、2020年3月時点において

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「1.0mm×0.8mm サイズの超小型水晶振動子にも塗布が可能」

この度、SMD型水晶振動子向けにスリーボンドで最も汎用性の高いThreeBond 3303G(NEO)と同等の強度、弾性率を有しながら微小塗布が可能な導電性樹脂を開発。 1.6mm ✕ 1.2mm~1.0mm✕0.8mmサイズの水晶振動子にも高精度で塗布が可能となりました。

また、その塗布性は、ノズル詰まりがなく、安定性に優れていることを確認できており、今後水晶デバイス分野のニーズに応えていく製品です。

解説者

鈴木 崇史

研究開発本部 開発二部 機能材料開発課

既存の汎用製品であるThreeBond 3303G(NEO)と同等の接着強さ、弾性率を実現

図1.ThreeBond 3304J 性状・物性

従来の設計では微小塗布性を求めると、接着強度が低下する傾向にありました。

今回開発したThreeBond 3304Jは、充填剤の設計を一から見直し、最適化を図ることで、「微小塗布性」と「接着強度」の両立を実現しました。

「弊社の汎用製品であるThreeBond 3303G(NEO)の『高接着強度』を維持したまま、微小塗布が可能な設計になっています。幅広いサイズの小型水晶振動子への展開が期待できます」(鈴木)

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超高精度な微小塗布性能を有します

図2.ThreeBond 3304J 塗布試験結果

1.0mm ✕ 0.8mmサイズの水晶振動子ではφ100μmでの塗布が想定されます。塗布試験では、吐出性能や塗布安定性を確認。

ThreeBond 3304Jは、含有する充填剤のサイズを制御しているため、微小塗布には欠かせない微細なノズルでも詰まらない様に設計しています。

「微小塗布を達成しようとする際に注意しなければならないことが、使用するノズルのサイズです。塗布径はノズルの外径に依存します。φ100μmで塗布しようとすると、ノズルの外径はφ100μm以下に設定する必要があります。外径がφ100μmのノズル内径はφ50μm程度になるため、接着剤に含有する充填剤のサイズを高精度でコントロールした設計を行っています。上記データではφ100μmを狙って塗布試験を実施していますが、水晶振動子が更に小型の0.8mm×0.6mmサイズになることを想定したφ80μm狙いの試験においても、同様の高精度な塗布が可能であることも確認できています。 」(鈴木)

キャリアアグリゲーション技術の進歩により、スマートフォン・タブレットなどは日々の生活に欠かせない存在となりました。
2020 年は5G 通信網の普及によってネットワークに繋がる端末が多様化し、消費者ニーズによりさらなる利便性が求められています。

「微小塗布」を可能にすることは、それら電子デバイスの小型化に貢献し、利便性の向上に繋がっています。

「電子機器の高性能化・多機能化には、内蔵される部品の小型化や薄型化が欠かせません。ThreeBond 3304Jがより便利で豊かな社会を支えることを期待しています」(鈴木)

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