1982年、「札幌とうきゅうオープン」の優勝を皮切りに数多くの優勝を重ね、その他多くの試合も常に上位に入り優勝争いを幾度となく演じた。以後アメリカでも活躍。1983年、米国PGA「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」。スリーボンドとの契約が始まった1985年「全米オープン（オークランドヒルズ）」2位。この時は陳志忠選手の「二度打ちの悲劇」は有名だが、それと共にオープン史上唯一のダブルイーグルとコースレコードタイの「65」も忘れてはならない。結果は惜しくも一打差で2位となったが、東洋人がメジャートーナメント優勝に最も近づいた瞬間であった。1987年、「ロサンゼルスオープン」優勝のほか日本ツアーでは計６回優勝。そして2014年は高雄オープン（台湾PGAツアー）で世界最高齢レギュラーツアー優勝を飾った。2015年には日本シニアツアー最終戦「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」で日本シニアゴルフトーナメント初優勝を果たす。2020年には台湾PGAツアーにおいて優勝2回（南區熱血傳承賽、東方日星TSPGA公開賽）、2位2回（仰德之友長春邀請賽、謝敏男高爾夫基金會-公雞帶小雞邀請賽）の好成績を残し、2023年は虹牌油漆長春公開賽3位を獲得。今後も台湾PGAにて台湾若手選手の育成にも力を注ぎながら、日本シニアツアー出場を目指す。