REALREAL スリーボンドを知る

ポジティブシンキングで
4大市場の技術分野全てを経験

Profile

  • 研究
  • 海外
CASE 5

株式会社スリーボンド
研究開発本部 開発三部
オートアフターマーケット開発課

久保山 俊史 TOSHIFUMI KUBOYAMA

CAREER STEP

2006
入社 総合職
2006
営業部門 岡崎支店
2007
研究開発部門 商品企画室
2008
研究開発部門 岡山開発課(当時 ※現在国内研究開発は相模原に集約)
2012
珠海駐在 課長
2015
香港駐在 課長
2017
研究開発部門 オートアフターマーケット開発課
2020
オートアフターマーケット開発課 主任
2023
オートアフターマーケット開発課 課長

業務①言霊

入社2年目の商品企画室在籍時、電気電子分野の新市場における新たな高機能接着剤の開発の必要性を会社上層部に訴え、その翌年に開発を任せてもらうことになりました。開発員として業務を行う中で中華圏での需要拡大の可能性を強く感じ、中華圏市場向けの業務に注力していると、今度は中華圏の駐在員として市場拡大を命じられました。
偶然かもしれませんが、スリーボンドでは強く望めばチャンスを与えてくれる会社なのだと感じています。

業務①

業務②ついに来たか、海外

私の入社動機は「あらゆる電子部品に使用される接着剤を通じて、世界で戦える人間になりたい」でした。入社7年目での海外赴任でしたので、比較的早い段階で実現した形です。中国での主たる業務は、スリーボンドの技術を研究開発目線で顧客へ提案する「技術サービス」と、苦情対応でした。しかし、海外法人は日本人駐在員の絶対数が少ないため、人事・人材育成・物流改革・出張者対応・イベント関係の指揮など「技術サービス」以外の仕事も非常に多かったです。文化・法律・雇用関係が日本とは大きく異なる中華圏で、多岐にわたる業務を行うことはとても大変でしたが、非常に勉強にもなりました。

業務②

業務③なぜオートアフター?

現部署であるオートアフターマーケット開発課へ異動を告げられた時に、まず最初に思ったのは「何故オートアフター?」でした。岡山開発課では導電性樹脂や電気電子・工材分野向けエポキシ樹脂の開発を行ってきました。その後、中国では輸送・電気電子・機能性シート・工材の分野を担当しました。つまりオートアフターだけ完全に未経験だったわけです。入社12年目にして新入社員に戻った気分でした。ただ、逆に言えばこの異動でオートアフター市場に習熟すれば、スリーボンド4大市場全てを経験することになります。私の知る限り技術部門でそのような経験をしてきた社員はほとんどおりませんので、もちろん険しい道のりが予想されましたが、またとないチャンスだと思い、自分を奮い立たせました。

業務③

今後の目標

社会人生活16年の間にスリーボンドの4大市場の技術分野を一通り経験することができました。その経験から感じることは、環境対応商品の必要性です。これは技術面だけでなく、法規制、人体・環境への負荷、原料調達、物流、価格競争力等を含めたものです。先進国が数十年かけて築いた新技術が、途上国でも数年内に求められるというケースを何度も見てきました。今後はこれらの目線を開発着手前から取り込んだ商品の開発力と、それを導く市場調査力を研ぎ澄ませていきたいと考えています。
年齢的にもキャリア的にもそろそろ責任者になることを意識しながら、自己研鑽と後輩・部下指導の両輪でさらに自分を加速度的に成長させていく必要性を強く感じています。

MESSAGE

私は同期と比較して、異動が多かった方だと思います。全く経験したことがない部署で、ゼロから学びながらアウトプットしていくことは非常に大変でした。皆さんも入社直後の辞令では、希望の部署に配属されないこともあるかもしれません。例えそうなったとしても、自分が持つ得意分野の知識やスキルを最大限活かしながら、会社のヒト・モノ・カネ・情報を駆使して自分の任務を全うすることが非常に大切だと思います。その姿を見ている人は必ずいます。お客様や協力した部署の方からの「ありがとう」の言葉は、何よりも幸せな気持ちにしてくれますよ。